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ちょいデカラケット時代がやってくる!?【後編】

 卓球メーカーのカタログのラケットページを見ると、どのブランドもシェーク攻撃型用のラケットが多く作られているのがわかる。これはトップ選手から愛好者までの幅広いレベルで、シェーク攻撃型の選手が圧倒的に多いためだ。
そのシェーク攻撃型ラケットのブレードサイズにちょっとした変化が見られている。若手トップ選手を中心に、ブレードを大きくした「ちょいデカラケット」を使う選手が増えている。
 この特集では各社の「ちょいデカラケット」を選び、その性能を紹介する。

張本智和 インナーフォース SUPER ALC[バタフライ]
さらなる進化を遂げてグレードアップしたハリーモデル

重くなりすぎないように何度も仕様を
調整して、弾みと重量のバランスをクリア

 張本智和が「ブレードがわずかに大きいとスイートエリアが広くなり、ぼくにとってはメリットしかない」と称賛するラケットは、縦、横ともにブレードサイズがアップされている。
 気になる重さは平均重量87グラムで、同社の標準ブレードサイズの『インナーフォース レイヤー ALC』(板厚6.0ミリ)の平均重量91グラムより4グラムも軽くなっている。

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