[今野の眼]古いのが新しい。欧州のペンホルダーの鬼才、F.ルブランの活躍
[今野の眼]古いのが新しい。欧州のペンホルダーの鬼才、F.ルブランの活躍
卓球王国PLUS独占記事
Text by
今野昇Noboru Konno
いつしか超マイノリティーになったペンホルダー。卓球にしかない2種類のグリップ
卓球のラケットには2つのグリップがある。
握手するようにラケットを握る「シェークハンドグリップ(Shakehand Grip)」と、ペンを握るように握る「ペンホルダーグリップ(Penholder Grip)」。
1880年代に生まれたテーブルテニス(卓球)。1902年には世界的な「ピンポンブーム」が訪れた。テニスのような長い柄で打球面には羊皮を貼っていたラケットを、テニスグリップのように鷲掴(わしづか)みで握っていた。