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【メンタルってなんやねん!】個人スポーツと集団スポーツの違い

卓球のメンタルって「なんやねん」

卓球王国2025年2月号掲載

Text by

岡澤 祥訓Yoshinori Okazawa

●メンタルトレーナー 岡澤祥訓(おかざわ・よしのり)
奈良教育大名誉教授。卓球の日本代表、プロ野球、柔道などの競技でメンタルトレーナーを務めている

卓球は個人スポーツでありながら、団体戦があり、個人戦とは違う独特の雰囲気がある(写真は2024年世界選手権釜山大会の女子団体決勝)

チーム全員が役割を持つとチームに一体感が生まれます

 卓球は個人スポーツですが、団体戦のある競技です。そうすると、団体戦で自分が負けてもチームが勝てばうれしいし、自分が勝ったけれどチームが負けると自分は喜びを表に出せないでしょう。しかし、みんなで戦って、みんなで勝利を味わう喜びが卓球の団体戦にはあります。

 ただ、自分が負けてしまうとチームが勝ってもうれしくないとか、自分が出てない団体戦ではチームが負けても構わないと考えている選手もいるでしょう。 チームの一員であると考え、人生をどう生きていくのかと考えれば、仲間が結果を出した時には素直に喜べるようになりたいものです。それは自分が結果を出した時にも周りに喜んでもらえるからです。

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