新監督が抱える課題とは何か。中澤が超えるべき中国の壁。岸川が克服すべき自身の壁
新監督が抱える課題とは何か。中澤が超えるべき中国の壁。岸川が克服すべき自身の壁
卓球王国PLUS独占記事「今野の眼」
Text by
今野昇Noboru Konno
「中国に勝って金メダル」を掲げる中澤鋭次期監督に求めるのは「中国的な指導」なのか。そうではないはずだ
日本の卓球代表選手たちは、ナショナルチームよりも選手個人が重視されるようになっている。それぞれの選手にマネージャーなどが付き、「チーム〇〇」という形で強化し、行動するからだ。昔のような「チーム・ジャパン」という団体行動形式ではなく、世界選手権やオリンピックでも選手のチームごとに練習や行動をしている。
これは日本が世界で示してきた新しい選手強化の形でもある。