水谷隼&吉村真晴の本音トーク「わざとこの人はやっていたんだ。つじつまが合ったので、この人怖いです」
丸川真一「初級・中級・上級の3つでアドバイスを使い分ける。伝えることは『2つまで』」
試合を変える「1分間」のアドバイス
卓球王国2023年6月号掲載
指導者として小学生のカテゴリーで個人・団体とも日本一を経験し、 多くの指導者からもその手腕を評価されている丸川真一。 レベルや年齢、ケースに応じたアドバイスのコツを語ってもらった。
小・中学生に対してはレベルや年齢で「初級」「中級」「上級」の3つに分けてアドバイスを使い分けています。
小学生の低学年や試合経験の少ない「初級」の選手の場合は、いかに自分のプレーができるかを最優先。「良いボール入ってるよ!」「みんな応援してくれているから頑張ろう!」など、自信を持たせて、前向きにコートに向かえるような声がけをします。相手に明らかな弱点がある場合はそこを狙うように伝えたりもしますが、基本的にはメンタル的なアドバイスが中心で、戦術的な指示はほとんどしません。