【タイムマシン・1】この子はダ〜〜レ? 「体は小さくても夢は大きい!」

インナー特殊素材モデル その内側に迫る【前編】
特殊素材を上板のすぐ下に配置し、弾みの良さを追求する「アウターラケット」に対して、中芯の隣に特殊素材を置くことで、木材ラケット特有の球持ちの良さを失うことなく、より威力のある打球を可能にする「インナーラケット」。 トップ選手から愛好者まで、幅広いレベルに選ばれている「インナー特殊素材モデル」に迫ってみた。
卓球王国2025年5月号掲載

そもそも、「インナー」ってナンだ?
インナー特殊素材ラケットの深層に迫る前に、まずは「インナーとは何か」について解説。 インナー特殊素材ラケットの特徴などをチェックしていこう。
「インナー」と「アウター」は特殊素材の位置の違い。性能にも大きく影響 ITTF(国際卓球連盟)のルールでは、ラケットのブレードの85%は木材で作られている必要があるが、この範囲を守っていればカーボンなどの特殊素材を組み込むことができる。 現代の特殊素材ラケットは5枚の木材に2枚の特殊素材を組み合わせたものがほとんどで、5枚の木材のどこに特殊素材を組み込むかで「インナー」と「アウター」に分けられる。下図のように、中芯(合板の中心の木材)の隣に特殊素材が入っているものが「インナー」、上板(ブレード表面の木材)の隣に特殊素材が入っているものが「アウター」と呼ばれている。