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【悩みを自信に変えろ!】27. ブロックがうまくできません……

【勝つためのポジティブ思考法】

〈第27回〉卓球王国2023年3月号掲載

巧みなブロックを見せる伊藤美誠(世界選手権ドーハ大会より)

Text by

高島規郎Norio Takashima

 相手から先に攻撃されると、ブロックが全然できずに即失点になる。練習では安定して入るのに、試合になると急にブロックの精度が低くなってしまう。そういったブロックに不安を抱える選手が自信を持てるようになるにはどうすればいいか、考えていこう。

〈今回の悩み〉

ブロックがうまくできません……

CHANGE 1:立ち方や打法の基本を見直す

 ブロックが不安定になる一番の原因は、卓球台と適度な距離をとれていないことにある。まずはそこを見直そう。
 標準的な距離の合わせ方としては、「ラケットを持っているほうの腕を体の前にまっすぐ伸ばした時、ラケットが半分くらい台の上に乗る」という位置に立つことだ。ラケット全体が台の上に入っていたら近すぎ、ラケットが台に届いていなければ遠すぎということになる。
 次は、左右の位置取りを確認しよう。これは、自らの戦型によって基本の位置を決めると良い。すなわちフォアハンド主戦型の場合は、両足でバック側のサイドラインをまたぐような位置に立ち、両ハンド型の場合は、両足ともバック側のサイドラインより内側に入る位置に立つ(図1)。

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