ロゴ画像
卓球王国PLUS > インタビュー > 【団体戦の戦い方〈後編〉】中学・高校のチーム作りとオーダーについて(3)久留見昌之監督に聞く
記事見出し画像

【団体戦の戦い方〈後編〉】中学・高校のチーム作りとオーダーについて(3)久留見昌之監督に聞く

卓球王国2025年7月号掲載

福岡県の公立校・上毛(こうげ)中を指導し、全中決勝トーナメント進出などの好成績を残してきた久留見昌之監督。「まず卓球を好きになってもらいたい」という久留見監督が語る、中学の団体戦で公立中が勝つためのセオリーとは?

久留見昌之[上毛中女子卓球部顧問。23年全中決勝トーナメント進出]

●くるみ・まさゆき

1963年2月24日生まれ、大分県出身。柳川高を経て日本体育大に進学し、選手として活躍。大学卒業後、福岡・戸ノ上中で指導のキャリアをスタートさせ、現在は上毛中で指導に当たる

POINT●その1

ダブルスが最も重要 ─ダブルスは必ず毎日練習し、基本は3番手にペアを組ませる─

 中学の団体戦の方式は「4シングルス・1ダブルス」で3番がダブルス。この試合方式では「1・3・5」番を取ることが大事で、その中でもダブルスを取れるかどうかが最も重要です。ダブルスが取れればシングルスは前半でひとつ、後半でひとつ取れればいいし、必ず後半の4番までつながるので、後半勝負のオーダーも組める。相手チームに誰も勝てないようなスーパーエースがいた場合、こちらのエースを後半に出したり、本当に勝負がかかった一戦ではエースをラストに出すこともあります。ダブルスに勝算があってこそ成り立つオーダーです。

卓球王国PLUS有料会員になると続きをお読みいただけます

卓球王国PLUS有料会員は月額440円/税込。
登録すると「卓球王国PLUS」の記事をすべて閲覧できます。
退会はいつでも簡単にできます。