大藤沙月 ライジングスター「ネガティブになっている時間がもったいない」
[クローズアップ]「全日本ユース」に名前を変えよう
卓球王国2025年12月号掲載
2027年1月の全日本選手権はジュニアを分離。一般と離れ、兵庫で開催
2026年1月の全日本選手権の大会要項には事前告知として、27年1月の第3週にジュニアを分離して兵庫で開催すると明記された。
非常に大事な情報でありながら、あまり知られていない。27年はジュニアだけの開催だが、カデットも併設すべき大会だろう。いずれはホープス・カブ・バンビの部を含めた「全日本ユース選手権大会」として名称も変更して、若手の登竜門となるような大会にしてほしい。

Text by
今野昇Noboru Konno

肥大化した「全日本」。77年目にしてジュニアとシングルスは分離される
2026年1月の全日本選手権大会(全日本卓球)は、前回と同様に男女シングルス・男女ジュニアを1月20~25日、ダブルスを1月29日~2月1日に行う。前回からダブルスを分離開催したが、正直なところ、選手や関係者の評判はあまり良くなかった。
そして2027年1月の全日本卓球では、昭和25年(1950年)から加わっていたジュニアの部が77年目にして一般の部から分離されることになった。これは2026年大会の要項に「事前告知」としてすでに明記されている。
2024年までの全日本卓球は、男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス、そして男女ジュニアの計7種目で構成され、2015年1月の大会からは6日間から7日間開催に延長された。準備日を含めると、東京体育館を8日間押さえる必要があり、運営面での負担も大きかった。

