ロゴ画像
卓球王国PLUS > インタビュー > 金色のオーラに心を射抜かれて―馬龍と私の10年(前編)
記事見出し画像

金色のオーラに心を射抜かれて―馬龍と私の10年(前編)

卓球王国PLUS独占インタビュー[前編]

推しに人生を動かされる――そんな経験をあなたはしたことがあるだろうか。
大阪で看護師として働いていた「たまみさん」(珠酱在中国/@tamalong1020324)は、
リオオリンピックで馬龍に出会い、その瞬間から人生が加速していった。
推し=馬龍が教えてくれたのは、憧れを超えた感情と人生を楽しむ勇気。
その熱とまっすぐな思いを聞いた。

Interview by

中川 学Manabu Nakagawa

あの日、テレビの前で人生が動き出した。
推しを追いかけて、初めての中国遠征に

●たまみさんは馬龍選手の熱烈なファンだということですが、ファンになったきっかけや時期をお聞かせください。
たまみ  きっかけは2016年のリオリンピックのシングルス準決勝です。水谷隼選手との対戦だったんですけど、それまで私は卓球の試合を見たことがなくて、たまたまリビングでテレビがついていて。次に日本の選手の卓球の試合があるらしいし、「暇やから見とこう」くらいの感じで見ました。
 対戦相手が中国の選手で「馬に龍」って名前を見て、名前からしてなんかすごい強そうやなって。それで馬龍がテレビに映った瞬間に、オーラというか後光が射していたんです。「え、こんなかっこいい人おるんや」と思って、そこから好きになった感じですね。

●その時に感じたオーラというのは、具体的にどういうものだったのですか?
たまみ 存在感というか、雰囲気がなんか黄金みたいなオーラがあってすごいなって。私は日本人やし、応援も日本側という気持ちでしたが、馬龍を見た瞬間に一目惚れして、中国の応援をしていました。

卓球王国PLUS有料会員になると続きをお読みいただけます

卓球王国PLUS有料会員は月額440円/税込。
登録すると「卓球王国PLUS」の記事をすべて閲覧できます。
退会はいつでも簡単にできます。