[2019年全日本プレイバック]7年前の男子ランキングプレーヤー
神のサービス[仲村錦治郎]ナックルを下回転に見せる!
アーカイブ 卓球王国2015年1月号 Vol.2-5
「神のサービス」には何が隠されているのか。答えはシンプルなものだ。
今回は「回転の変化」について紹介する。サービスは切るものではなく、効かすもの。回転の変化を効果的につける方法を伝授する。

[なかむら・きんじろう]
1975年5月2日、大阪生まれ。全日本選手権ジュニア・カデット・ホープス優勝。世界選手権日本代表、1992年バルセロナ五輪日本代表。現役時代から強烈な変化サービスで勝利を重ねた。現在、VICTASに勤務
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仲村錦治郎&編集部Kinjiro Nakamura
第1バウンドを手前に落とし、同じ軌道にする
サービスの変化が効果的かどうかのひとつの要素として、「バウンド」と「ボールの飛び方」があります。
たとえば、下回転サービスがポコンポコンとバウンドしていき、ナックルはスーッと飛んでいく。これでは下回転かナックルか、ボールの飛び方で相手は球種がわかってしまいます。
相手に変化を見破られないためにも、下回転とナックルは同じような軌道を描いて飛んでいくことが重要になります。これは野球のピッチャーが、ストレートの軌道からスプリットボール、ストレートの軌道からスライダーというように変化球を投げるとバッターが打てないことと同じです。卓球でも、同じサービスの飛び方で回転の変化を出していけば非常に有効です。

