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【メンタルってなんやねん!】セカンドキャリアとは選手にとって何なのか

卓球のメンタルって「なんやねん」

卓球王国2026年2月号掲載

Text by

岡澤祥訓Yoshinori Okazawa

●メンタルトレーナー 岡澤祥訓(おかざわ・よしのり)
奈良教育大名誉教授。卓球の日本代表、プロ野球、柔道などの競技でメンタルトレーナーを務めている

●2012年に16歳でロンドン五輪に出場したアリエル・シン(アメリカ)。シングルスの2回戦で同大会で金メダルを獲得した李暁霞(リ・シャオシア/中国)と2–4の接戦を演じた。2017年に名門プリンストン大学に入学し、全米学生選手権で優勝。しかし、学業を優先させ、卒業後はコンサルティング会社マッキンゼーに就職。スポーツで培(つちか)った集中力やメンタルコントロールを武器に、企業の経営課題や戦略立案にたずさわった。2025年にはグーグル社に転職し、新たなキャリアを築いている

大学は卓球をやるだけの場所ではなく、将来の人生のための学びの場でもある

 卓球に限らず、野球など他競技でも、大学までスポーツに打ち込んできた選手は、将来の人生設計を明確に描けていないことが少なくありません。

 私のところには競技の成績が伸び悩んだ選手が相談に来ます。彼らの話を聞いていると、現役引退後の不安を抱え、競技に集中できなくなっているケースが少なくないと感じます。

 私が以前訪れたカナダでは、各種目のナショナルチームの選手に対し、現役引退後を見据えた勉強や資格取得を支援する仕組みが整っていました。担当者に理由を尋ねたところ、「選手がセカンドキャリアを心配していたら競技に集中できない。だからこそ、引退後の人生までサポートし、安心して競技に打ち込める環境を作る」という答えが返ってきました。この考え方は卓球にも当てはまるものです。

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