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[ようこそ卓球地獄へ/卓球映像評論]韓流ドラマ『冬ソナ』と卓球 

卓球王国ブックス「ようこそ卓球地獄へ」<第6章>より <その54>

 

Text & Illustration by

伊藤条太Jota Ito

なにかと秘密が多いし、そのくせ重要な話はことごとく部屋の外から立ち聞きされる(どうしてそんなに声が通るのか)

 昨今の韓流ブームの火付け役となったテレビドラマ『冬のソナタ』をご存知だろうか。初恋をテーマにした美しくも悲しい物語である。  

 『冬ソナ』と卓球。一見まったく関係がないように見えるが、実は共通点がある。日本のおばさんに大人気であること、韓国の凄さを示していることの二つだ。おばさん人気は置いておくとして、韓国の凄さという点で『冬ソナ』と卓球の関係について語ってみたい。

 『冬ソナ』は、ドラマのスタイルとしては、目新しい手法などいっさいなく、日本の1970年代のドラマや少女マンガなどでやりつくされた要素ばかりで構成されている。ドラマを盛り上げるため、主人公たちは不思議なくらいに事故や病気になるし、主要人物どうしがいたるところで偶然に鉢合わせするし、なにかと秘密が多いし、そのくせ重要な話はことごとく部屋の外から立ち聞きされる(どうしてそんなに声が通るのか)。

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