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[ようこそ卓球地獄へ/卓球映像評論]映画『卓球温泉』

卓球王国ブックス「ようこそ卓球地獄へ」<第6章>より <その56>

 

Text & Illustration by

伊藤条太Jota Ito

なんとも不愉快な映画だという印象があった。ところが先日、テープからDVDにダビングするついでに見直して驚いた。面白かったのだ

 卓球に関する映画については、これまで『きらめきの季節』『ピンポン』と取り上げてきた。しかし『卓球温泉』だけは取り上げるつもりはなかった。公開当時の記憶で、なんとも不愉快な映画だという印象があったからだ。ところが先日、テープからDVDにダビングするついでに見直して驚いた。面白かったのだ。本当に面白かった。今まで面白くないと思っていたことを監督の山川元に謝りたい。

 映画の公開は一九九八年で、当時、創刊間もない卓球王国にも主演の松坂慶子のインタビューが載った。名作『Shall we ダンス?』と同じ製作スタッフということもあって期待が大きかった分だけ、私の落胆は大きかった。後述するが、今考えると、面白くないと思った原因は私の卓球映画を見る特殊な姿勢にあったのだった。

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