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【私の失敗学】出澤杏佳「勝ちたい」と強く思いすぎている時ほど 負けやすいんだと気づいた

卓球王国2026年3月号掲載/負け、迷い、遠回り。そこから何を学ぶか── 私の失敗学

勝ちを意識しすぎて逆転されたり、無理なスケジュールで調子を崩したり……。出澤杏佳はそんな数々の失敗を、「教訓」として生かしてきた。

勝敗より戦術にフォーカスして、逆転負けが多かった悪癖を克服

 私は、自分自身のことを「失敗がすごく多いタイプ」だと思っています。行動をたくさん起こす分、失敗が7割、良かったことが3割くらいという感覚です。しかし、その失敗をさらなる行動で取り返していこうという気持ちでこれまで取り組んできました。

 私の失敗経験の中で最も多かったのが、試合の終盤で勝ちを意識しすぎてしまうことです。以前は試合中、10―5や10―6とリードしている場面から逆転されてしまうことがたびたびありました。油断しているわけではないのですが、意識のフォーカスが「戦術」ではなく「勝つこと」そのものに向かってしまうのが、私の悪い癖でした。

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