【スペシャルインタビュー】 川上流星、大爆発の世界ユースを語る
2025年11月末に、ルーマニアのクルジュ=ナポカで行われた「ITTF 世界ユース選手権 2025」で、日本の16歳・川上流星(木下アカデミー)が圧倒的なパフォーマンスを見せた。年上の強豪選手がひしめくU19(19歳以下)カテゴリーで、男子団体戦と男子シングルスで金メダル、男子ダブルスで銀メダル、混合ダブルスで銅メダルを獲得。その快刀乱麻の活躍について、本人の声を聞いた。(PHOTO/WTT)
卓球王国2026年3月号掲載 【スペシャルインタビュー】川上流星

団体戦でレジンスキーを破った試合が自信と勢いに
――世界ユース、すごい活躍でした。ご自身でどのように感じていますか?
川上流星(以下・川上) 自分でもかなりびっくりしました。 団体戦はもしかしたら優勝できるかも、と思っていましたが、まさかシングルスで優勝できるとは……。大会後の1週間くらいは、実感が湧かないような状態でした。
――初日から振り返っていきますが、まず団体戦。初戦の準々決勝・ポーランド戦で、いきなり強敵のレジンスキー(WR※37位)と対戦して3−2で勝ちました。この試合はいかがでしたか? ※WR=大会当時の世界ランキング(2025年11月30現在)
川上 この試合は最初、勝てると思ってなくて、「まずは1ゲームを取りにいく」という気持ちでした。でも、1ゲーム目を取れて、「もしかしたらあるんじゃないか」と思えた。レジンスキーは体格が良くてパワーもすごくて、ボールに回転量があってやりにくかったんですけど、自分の持ち味であるサービスがめちゃくちゃ効きました。この試合に勝てたのが自信になって、次の(準決勝の)韓国戦でも、簡単に勝つことができました。

