THE FINAL 2026 全日本卓球 男子シングルス決勝「覇者降臨、25分の完勝劇でV2」
THE FINAL 2026 全日本卓球 男子シングルス準決勝「世界5位vs.8位、令和の名勝負!」

Photo:卓球王国編集部&奈良武
「やっぱり張本選手に勝って優勝というのが、一番“全日本優勝”の価値がある」(松島輝空)
張り詰めた観客席の緊張が、ゲームが終わると一気に解(ほど)けてざわめきに変わる。男子シングルス準決勝、張本智和対松島輝空。世界ランキング5位と8位のふたりが、ワールドクラスの激闘を演じた。
試合後に「本当にやっていないことはないというくらい、お互いに戦術を出し切った」と振り返った張本が、勝敗を分けたポイントに挙げたのは、1ゲーム目に張本が6-0でリードした場面だ。
ここで松島がミドルから出したのは、今大会で全く使っていない逆足のフォアサービス(右写真)。シンプルな縦回転系のサービスだが、張本はレシーブミス。次の1球も高く浮いて強打された。試合後に「適当っぽく出してきたサービスを待てなかった」と悔しさを露わにした張本。8-8に追いつかれ、10-8で握ったゲームポイントも実らず、松島が13-11でゲームを先取する。

