【メンタルってなんやねん!】「才能」をほめるのか、「努力」をほめるのか
【取材こぼれ話】田中佑汰「この人のこの技も凄い!」いろいろな選手の〈必殺技〉を語る
卓球王国PLUS限定記事/語り継ぎたいスゴ技 あの人のこの技が凄い(番外編)

卓球王国2026年11月号本誌で、ぼくは「林昀儒選手(チャイニーズタイペイ)のチキータ」を「凄い技」として紹介しましたが、ほかにもたくさん「凄いな」と思う選手の技があるので、ここで紹介していきたいと思います。
(田中佑汰/ファースト)
1. 張禹珍選手(韓国)
芸術的な「回り込みストレート」とスムーズな切り替え
ぼくが2番目に挙げたいのは、韓国の張禹珍選手です。彼の技術で真っ先に頭に浮かぶのは、圧倒的なフォアハンド技術です。強いフォアハンドを持つ選手は世界にたくさんいますが、彼は全く同じフォームから、相手にとって最も厳しく際どいコースへ打ち分けることができます。

特に芸術的だと感じるのが、回り込んでストレートへ打つドライブです。右利き対右利きの対戦であっても、ボールが1個分・2個分と外へ逃げていくようなカーブがかかったドライブでフォアサイドを切ってくるため、相手は触ることすらできずノータッチで抜かれてしまいます。
また、彼はフォアとバックの切り替えのスムーズさも兼ね備えています。ぼく自身、切り替えがスムーズではないという課題を感じているので、彼のラケット位置や身体の使い方など、コートで一緒になるたびに細かく観察して刺激をもらっています。


