呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
海外へと飛び出した日本人に聞いた!「YOUはどうして海外に?」<後編>佐藤孝祐/森部淳/コンスタンティヌ彩能・旧姓:田中
卓球王国2024年11月号掲載
生まれた土地である日本を離れ、海外で卓球に携わる日本人も少なくない。
そんな海外で暮らす日本の卓球人に「なぜ海外なのか」、「なぜその国を選んだのか」を聞いてみた。
Interview by
中野正隆Masataka Nakano
ケニアで実業団と1000人の雇用を作りたい(佐藤孝祐)
■Profile さとう・こうすけ
1997年7月15日生まれ、岡山県出身。天理高、関西外国語大卒。大学卒業後はケニアに渡り、NGOの学校で教師を務める。その後、「サムライTTC」を設立し、ケニアで卓球の普及と指導に取り組んでいる
Q.ケニアに行こうと思ったきっかけはなんですか?
大学2年生の時に親がボランティアをしていた影響でタンザニアに行って、そこで日本とは違う生活に大きなインパクトを受けました。もともとはお笑い芸人になりたかったけど、その道は厳しいのもわかっていました。自分も周りも納得できる選択肢を考えた時に、アフリカに行って、みんなを笑顔にしたいと思い、親の知り合いがいたことからケニアに行くことに決めました。