【駆け抜けた卓球人生】木村光歩(中国電力ライシス)「この20年は、私にとってかけがいのない宝物です」
卓球王国2026年6月号掲載 現役引退インタビュー「駆け抜けた卓球人生」

5歳でラケットを手にして以来、20年にわたる競技生活に終止符を打った木村光歩。
「全日本ベスト8」という目標を達成し、主将としてチームをグランドスラムへと導いた彼女は今、岡山支社で広報を担当し、新たな一歩を踏み出している。
引退、転勤、そして結婚。大きな節目が重なった日々を経て、「この20年はかけがえのない宝物」と語る、その晴れやかな本音に迫る。
Interview by
中川学Manabu Nakagawa
写真=中川学 photographs by Manabu Nakagawa
「全日本でベスト8入り」を卓球人生のひとつの目標としていたので、それが叶ってすごくうれしかった
●─現役最後の全日本選手権から1カ月が経ちました。少し時間が経った今、率直な気持ちはいかがですか?
木村光歩(以下・木村) 引退してすぐ、次の月曜日から新しい業務に入ることが決まっていたので、気持ちを整理する時間もあまりないまま今に至っています。今は毎日、新しい仕事に慣れることに必死ですね。
現役の頃は仕事をしながらも卓球が生活の中心になっていましたが、今はまったく違う環境で、これまであまり使ってこなかった頭をフル回転させていて(笑)、毎日ヘトヘトになりながら過ごしています。
●─総務部に所属されていましたが、現在は?
木村 引退後に転勤になって、今は中国電力の岡山支社にいます。部署も変わって、広報グループでの仕事になりました。2月に結婚もしたので、引退、転勤、引越しが重なってバタバタしています(笑)。
●─ご結婚おめでとうございます。新しい部署での仕事はどうですか?
木村 これまでとは業務内容が違うので、毎日が新しいことの連続です。1から覚えることばかりで、あっという間に1カ月が過ぎました。

