【グッズ特集】なるほどザ・卓球シューズ〈PART2〉シューズ各パーツの役割と機能
卓球王国2026年9月号掲載

イメージ写真=江藤義典, 協力=ミズノ株式会社
普段、皆さんが何気なく履いている卓球シューズに、3回にわたってズームイン。PART2では、シューズの各パーツの役割を詳しく解説。そのうえで、ニッタク&VICTASのラインアップ・おすすめシューズを紹介していく。
CONTENTS
・シューズの各パーツの役割と機能
・シューズラインアップ【ニッタク&VICTAS】
シューズ作りと言えばこのメーカー! ミズノさんに聞きました
シューズ解剖「各パーツの役割と機能」
お話:ミズノグローバルフットウエアプロダクト本部 商品企画部
パフォーマンススポーツ企画課 渡邉笙真さん

アウトソール、ミッドソール、アッパーの設計思想
上写真は、『ウエーブドライブ9』(ミズノ)をパーツごとに分解したものです。それぞれの役割や機能を解説していきます。
●アウトソール
まず、アウトソール(①/靴底)で最も重視しているのは「グリップ性」。ただ、これを高めすぎると耐久性を損なうリスクがあるため、適度なレベルに調整します。また、足の動きに合わせて「曲がるべきところでしっかり曲がる」よう、屈曲溝の設計にもこだわっています。
●ミッドソール
ミッドソール(②)は、「クッション性」を司るパーツです。卓球は長時間プレーすることが多い競技なので「疲れにくさ」が重要。しかし、クッション性を高めすぎると卓球特有の繊細な「素足感覚」を損なうので、厚みと材料を調整することで、両者のバランスを取ります。
当社では、上位モデルのミッドソールのかかと部には安定感とクッション性を両立させるため、独自の「ミズノウエーブ」(赤色の点線で囲ったパーツ)を搭載。クッション性重視の『メダル』シリーズと素足感覚重視の『ドライブ』シリーズで、材料とウエーブの設計を使い分けています。

