水谷隼&吉村真晴の本音トーク「わざとこの人はやっていたんだ。つじつまが合ったので、この人怖いです」
田勢邦史「選手の心理状態を把握してアドバイスすることが大切」
試合を変える「1分間」 のアドバイス vol.1
卓球王国2023年5月号掲載
勝敗を分ける60秒、何を伝えるべきか
試合中の1分間のアドバイス。
それはゲーム間やタイムアウトで選手とベンチが交わす言葉。
試合のどこを見て、どのように選手に伝えるのか。
それによって試合の流れが変わり、勝敗が決まる。
卓球界の賢者たちが語る「1分間の極意」とは何か。
卓球の試合ではゲームとゲームの間や、タイムアウトの1分間で何を言うべきなのか。それは「試合をどのように分析し、どのように選手に伝えるか」ということだ。 選手が嫌がるゲーム間のアドバイスとベンチコーチの例をいくつかあげよう。
●「いいぞ、強気だ。攻めていけ」とメンタルのことばかり言って、具体的な戦術アドバイスがないケース。
●「これもやれ、あれもやれ、そして次には…」と多くのことを言って、結果的に選手がどれをやればいいのかがわからず、最初に言われたことも忘れてしまうケース。