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【メンタルってなんやねん!】「失敗を恐れるな」試合で集中力を保つためのメンタル

卓球のメンタルって「なんやねん」

卓球王国2026年4月号掲載

Text by

岡澤祥訓Yoshinori Okazawa

●メンタルトレーナー 岡澤祥訓(おかざわ・よしのり)
奈良教育大名誉教授。卓球の日本代表、プロ野球、柔道などの競技でメンタルトレーナーを務めている

●2012年の全日本選手権決勝で初優勝を決めた福原愛。「集中のゾーンかな。周りがよく見えます。上で(テレビ)解説している近藤欽司先生まで見えます」と語り、「過度の集中になると自分が浮いている感じになる」とインタビューで答えていた

「ゾーン状態」「フロー状態」は、ごく稀な経験。失敗を恐れずにプラス思考で戦っていこう

 試合における極度の集中状態を、選手はよく「ゾーン状態」「フロー状態」と呼びます。

 選手からは「どれほど時間が経ったかわからなかった」「体が勝手に動いていた」「意識的に何かをしていた感覚がなかった」といった言葉が聞かれます。

 ただし、この状態に入るためには前提条件があります。不安や心配事を抱えたままでは、「ゾーン」や「フロー」には入れません。プラスのメンタル状態であることが不可欠です。

 時々、「自分はいつもゾーンやフローに入れます」と言う人がいますが、私は意識的にその状態を作れる選手を知りません。トップ選手であっても、ゾーンやフローを明確に経験した人はごく少数で、入れたとしても一生に一度あるかないかという頻度です。私がこれまでにインタビューしてきた選手の中でも、はっきりとそう語れる人は5人いるかどうかです。

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