【セカンドキャリア】田中雄仁「型がないのが育英のスタイル。選手も自由にやれるほうがおもしろい」」
[世界の技から学ぶ 基礎力の重要性]王曼昱&モーレゴードのフォアハンドドライブ
卓球王国2026年5月号掲載[トップ選手は“足元”が違う! 世界の技から学ぶ基礎力の重要性]Vol.2
世界のトップレベルで戦い、勝つことのできる選手は、皆おしなべて基礎力が高い。今回は、元五輪金メダリストにして、現在は子どもたちに基礎から卓球を教えている偉関晴光氏に、トップ選手の技を解説してもらいながら、基礎力の重要性を説いてもらう(全4回の2回目)。

解説=偉関晴光 [88年五輪複金メダル・全日本選手権優勝4回]
勝敗を分ける土台の差「基礎」は裏切らない
Text by
偉関晴光Seiko Iseki
長身ながら、下半身のしなやかさで
低い体勢を作る王曼昱。
重心移動とバランスがパーフェクト
王曼昱(中国・2021年世界選手権優勝)は長身ながら、下半身の使い方がしなやかで素晴らしい。下の連続写真では❶❷でひざを深く曲げ、低い姿勢を作ってバックスイングを取り、❸では右足の足裏全面で床をとらえながら腕を伸ばし、前に向かってスイングを開始。フリーハンドの位置とバランスが良く、体が前を向いているため、威力が出しやすいフォームだ。❹〜❻では左足への重心移動を行いながら、思い切って腕を振りつつ、最後は踏ん張って次球への戻りに備えている。
▼王曼昱のフォアハンドドライブ強打


