【中国卓球春秋】相次いで国家チームを引退する「樊振東世代」。世界卓球欠場の樊振東の去就にも注目集まる
卓球マニア濃縮エキス[卓球天国の扉]〈その4〉テレビ東京万歳!
卓球王国ブックス「卓球天国の扉」より 〈その4〉
卓球コラムニスト・伊藤条太氏による爆笑卓球コラム本『ようこそ卓球地獄へ』の続編である『卓球天国の扉』(2015年発刊)。あなたはこの一冊で「天国の扉」を開けることになる。 ☆卓球マニア濃縮エキス☆

Text & Illustration by
伊藤条太Jota Ito
第一章 卓球メジャー化大作戦
テレビ東京万歳!
2005年からテレビ東京が世界選手権の放送を始めたのは卓球界にとって画期的なことだった。それまでは、テレビに卓球の試合が映るといえば、年に一度の全日本選手権の1時間半と、かつては2年に一度だった世界選手権を夜中に録画でひっそりと1時間半ぐらいをNHKがやる程度であり、民放局が卓球を取り上げるなどということはほとんどなかった。仙台で放送されたものに限って言えば1991年に第2回IOC会長杯が長野であったときに信越放送が放送したのが唯一の例外である(それほど珍しいことだったのだ)。それだけ卓球は視聴率が取れないと思われていたということである。それが今は1時間半どころか連日の放送で、その内容もいかにも民放らしいエンターテインメントあふれるものであり、我々の卓球が、新しい装いにデコレートされるのを見るのはなんとも心躍るものであった。

