さすらいのプロコーチがラージボールラバーを一気打ちした件
2026年8月号別冊「卓球グッズ2026」掲載

世の中にはたくさんのラージボール用ラバーがあるが、それぞれにどんな違いがあるのか、よくわからないという人も多いのではないだろうか。今回は、ラージボールでの実績十分のプロコーチに、15枚のラバーを一気に試打してもらい、その使用感を語ってもらった。皆さんのラバー選びに、ぜひお役立てください!

※本コーナーのレビューは、あくまでタカフミ氏個人の感想です
※ラバーのスポンジ硬度は、特記のないものはドイツ基準
ニッタク NITTAKU
ラージ界のリーディング・カンパニー。ラバーの信頼性もピカイチ


ティバー TIBHAR
後発ブランドながら秀逸なラバーをリリース。着実にファンが増加中


ヴィクタス VICTAS
表ソフト開発のノウハウに長けた老舗は、ラージ界でも存在感抜群


ヨーラ JOOLA
海外メーカーの中では最も早くラージに注力。名作『アレグロ』を生む


ヤサカ YASAKA
低価格・高品質路線をラージでも堅持。ラバーの安心感は随一


ドニック DONIC
隠れた名作『L-マイスター44』は一打の価値あり。「通好み」のラバー


スティガ STIGA
打球感の良いラバー2種。質実剛健なブランドカラーが出ている


バタフライ BUTTERFLY
ラージラバーは少ないが、さすがの信頼感。楽しくプレーできる

※本コーナーのレビューは、あくまでタカフミ氏個人の感想です
タカフミ流
ラージボールラバー選びのツボ
❶ 「回転がかかるラバー」で、試合の主導権を握る
まず最初に考えるべきなのは、しっかりと回転がかかるラバーを選ぶこと。特にサービスである程度回転をかけられると、自分の展開を作りやすくなります。ダブルスでも、回転量の変化をつけることでパートナーが次を打ちやすくなるというメリットもあります。
❷ 「飛びすぎない」ものを選ぶ。安定感を重視
次に大切なのが、弾みと安定感のバランス。スピードが出るラバーは気持ち良く打てますが、飛びすぎると試合でミスが多発します。特に緊張する場面では、どうしても力んで強く振ってしまいがち。「全力で振った時にちゃんとコートに収まってくれるラバー」が理想です。
❸ ラバーの組み合わせを「戦略的に」考える
戦略的に、軟らかい「回転系」のラバーと硬めの「ナックル系」のラバーを組み合わせるのもおすすめ。シングルスはもちろん、ダブルスでも、片方の選手がナックルで変化をつけ、もう片方の選手が浮いた球をたたく、という連係プレーができると面白いですよ。


