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全日本卓球2024
女子シングルスベスト8
「表彰台を目前に、薄まる空気」
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The Final
全日本卓球2024
女子シングルスベスト8
「表彰台を目前に、薄まる空気」

[卓球王国2024年4月号より]

昨日までは重圧がすご過ぎて
心が張り裂けそうだった。
卓球をやめた後も忘れられない
全日本になった。(平野美宇)

 大会6日目の1月27日、午前9時にスタートした女子シングルス準々決勝。最初に行われた2試合、赤江夏星と平野美宇、横井咲桜と木村香純の試合はともにゲームオール。対照的に早田ひなと長崎美柚、張本美和と木原美悠の試合はストレートで決着した。

 赤江に惜敗した平野は試合後、「昨日までは重圧がすご過ぎて、心が張り裂けそうだった。卓球をやめた後も忘れられない全日本になった」と語り、短くも濃密な全日本での戦いを終えた。

 気持ちの切り替えについて、「今日の試合は選考会からいきなり全日本になった気がして、ちょっと難しかった」とコメントした平野。今後の課題については、「今の若い選手はサービスからの3球目で攻める能力が高いので、自分もそこを強化したい」と語った。

女子シングルスベスト8の平野美宇(木下グループ)

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