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【対下回転のバックドライブ】松平賢二「プラスチックボールへの移行後、ふたつの打球点で打つバックドライブを強化した」

卓球王国2026年3月号掲載/●トップ選手&指導者に聞く「対下回転のバックドライブのポイントは?」

「振れない」から卒業! 対下回転のバックドライブ

02 松平賢二[協和キリン]

ジュニア時代はバックドライブは練習しなかったという松平賢二。プラスチックボールへの移行や、バック系技術の進化に対応するため、バックドライブを強化した。実戦的なメソッドは一読の価値ありだ。

序盤から意識的にバックを使い、試合をスタートさせることもある。両ハンドのバランスを考える

ぼくは小学生時代、バックへのツッツキは「回り込んでフォアで打つ」と教えられていました。青森山田に入ってからも多球練習をはじめ、練習はフォアが中心でした。吉田安夫先生には、バックで打つと怒られましたから。

 ツッツキをバックドライブでどう打つべきか、考えるきっかけになったのはプラスチックボールへの移行ですね。サービスが切れなくなったんです。

 38㎜のセルロイドボールの時代は、サービスがめちゃくちゃ切れました。ボールの大きさが40㎜になってからも「サービスを切った」という感覚があったから、相手のレシーブにもすぐ反応して回り込んで打つことができました。

 しかし、プラスチックボールになってからはサービスが切れた感覚、サービスが効いているという感覚がなくなってしまった。3球目での自分の動きも一瞬止まってしまうし、無理にフォアで動くよりバックのほうが待ちやすい。そこから対ツッツキのバックドライブをちゃんとやろうと考えました。

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