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[ザイア03の真実]選手と監督の声 ザイアから元に戻した選手たち、他に戻れなくなった選手たち

卓球グッズ2026 ザイア03の真実 <後編>

The Truth of ZYRE-03
A Game-Changing Innovation or an Untamed Beast?

トップ選手が次々と『ザイア』に移行したために、ラバーを変えた選手たちもいる。ところが、その難しさゆえに元のラバーに戻した選手もいれば、その性能に驚きの声をあげる指導者もいる。

Text by

今野昇Noboru Konno

ザイアから戻した選手たち

渡辺裕介「両面『ザイア』からバックを『09C』に戻した」

渡辺裕介
協和キリン/2026年日本リーグビッグトーナメント優勝

 今年(2026年)の全日本選手権が終わった後に、両面『ディグニクス09C』から、フォアを『ザイア』に変え、その後、両面『ザイア』にしてみたところ、フォアの感覚が驚くほど良くなりました。「自分には『09C』しかない」と思い込んでいたのですが、3月中旬くらいまでは、両面『ザイア』で練習していました。

 しかし、どうもしっくりこない部分があり、4月のビッグトーナメントの1週間前にバックだけを『09C』に戻したところ、フォアもバックもこれまでにないくらい最高の感覚になりました。特にバックのブロックやカウンターが劇的に安定しました。

 ぼくはバックハンドでどんどん決めにいくというより、バックでしっかりチャンスを作ってフォアに繋げる戦型です。『ザイア』はスピードや威力に関しては間違いなく『09C』を上回りますが、その弾みの強さが、ぼくのバックハンドのスタイルには少し合わなかった。 

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