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[Dancing on the World Stage ~世界に舞う 前編]橋本帆乃香「出られる大会は全部出たい。何があっても、そこに後悔は残したくない」

卓球王国2026年8月号掲載

Interview by

柳澤 太朗Taro Yanagisawa

写真=中川学 photographs by Manabu Nakagawa
ヘアメイク=榊美奈子 hair & make-up by Minako Sakaki

出られる大会は全部出たい。
何があっても、そこに後悔は残したくない

 世界卓球ロンドン大会(団体戦)で、日本女子の銀メダル獲得に大きく貢献した橋本帆乃香。流れるように美しいカットプレーは、卓球界を越えて反響を呼んだ。
 ロンドンを駆け抜けたチョッパーは揺るがぬ覚悟とともに、次なるステージへ向かおうとしている。

本当に頼もしいメンバーだなと
思いながら戦っていました

 まさに「世界に舞う」チョッパーだ。ロンドン大会から帰国後、休む間もなくナイジェリアでのWTTに出発した橋本帆乃香。帰国当日にアジア選手権代表選考会に出場するはずだったが、飛行機の大幅な遅延で欠場を余儀なくされた。それは大きなニュースとして取り上げられ、ロンドン大会後の注目度の高さを証明する形となった。

 帰国した後も、デンソーの一員として日本リーグのホームマッチに出場し、今度はWTTコンテンダー・スコピエへ出場するために東京へ移動。その貴重な時間の合間にロンドン大会を振り返り、これからの目標について語ってもらった。

−ロンドン大会後もハードな日々が続いていますが、少し記憶を巻き戻してもらって、ロンドン大会は2月に代表が発表されました。初の団体代表入りを決めて、どんな気持ちでしたか?
橋本帆乃香(以下・橋本) 本当にうれしかったですね。デンソーに移籍してオリンピックを目指すうえで、まずは世界卓球に出場したかったですし、世界卓球はまだダブルスしか出場経験がなかったので、団体戦でシングルスの試合も経験したいと考えていました。

大会前の調整は順調でしたか?
橋本
 4月上旬の女子ワールドカップの後、太原(中国)でのWTTにも出たんですけど、その後は日本で2週間、ナショナルチーム合宿で調整できました。トレーニングと練習で追い込めるところまで追い込んで、できる限りの準備をして大会に臨むことができました。

大会前は2週間、合宿で練習とトレーニングをやり込んだ(写真は4月に行われたナショナルチームの公開練習)

大会は決勝トーナメントのシード順を決める「ステージ1A」からスタートしました。この新しい試合方式に対して、チームはどのように戦おうとしていたのでしょう?
橋本
 グループリーグを1位で通過しないと、準決勝で中国と当たる可能性がありました。だから3−0でも3−2でも、とにかく勝ってリーグ1位で(決勝トーナメントに)上がり、中国とは決勝まで当たらないこと。それはチームの全員が目標として持っていたと思います。

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