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300年の遺産 究極の一枚板 桧単板ペンの矜持[後編]

「卓球グッズ2026」桧単板ペンの矜持

300年の時を生きた木曽桧から削り出される、究極の一枚板。
希少化とともに価格の高騰が進む今なお、桧単板ペンに魅せられた選手たちは、その打球感を求め続ける。
なぜ木曽桧でなければいけないのかを探り、各社の桧単板ラケットの紹介とシニア選手が語る桧単板ラケットの魅力、
そしてチャンピオンのラケットまで、桧単板ラケットを愛するプレーヤーに捧げる特集をお届けする。

神域のオーラをまとう

チャンピオンの桧単板ラケット

桧単板ラケットを使用したペンホルダーのドライブ型で世界を席巻したチャンピオンたち。

プレースタイル同様にそのラケットも個性にあふれている。神域のオーラをまとうラケットを紹介する。

※協力=株式会社タマス

伊藤繁雄 割れてもつなぎ合わせて使った「魂の1本」

伊藤繁雄(日本)
1969年世界選手権ミュンヘン大会男子シングルス優勝

 鋼のような体躯から放つ豪快なドライブとスマッシュで、1969年世界選手権ミュンヘン大会の男子シングルスを制した伊藤繁雄。
 伊藤が長年愛用した写真の桧単板ラケット(バタフライ製)は割れているのだが、打球感とグリップが代え難いため、接着剤で貼り合わせて使用していた。軽量化を図るために裏面のサイドを削り込んでいるのがわかる。

伊藤繁雄氏が使ったラケットの厚さは9.0㎜

割れた継ぎ接ぎ、裏面のサイドを削り込んでいる

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