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300年の遺産 究極の一枚板 桧単板ペンの矜持[中編]

「卓球グッズ2026」桧単板ペンの矜持

300年の時を生きた木曽桧から削り出される、究極の一枚板。
希少化とともに価格の高騰が進む今なお、桧単板ペンに魅せられた選手たちは、その打球感を求め続ける。
なぜ木曽桧でなければいけないのかを探り、各社の桧単板ラケットの紹介とシニア選手が語る桧単板ラケットの魅力、
そしてチャンピオンのラケットまで、桧単板ラケットを愛するプレーヤーに捧げる特集をお届けする。

ペンドラ一筋

「桧単板ペン」の魅力を語る

 元日本代表の松下雄二氏と現役としてマスターズで活躍する3選手に「桧単板ペン」の魅力を聞いた。

 松下雄二氏は単板の良さと扱いの難しさを述べ、マスターズ選手たちはあふれる単板愛を語ってくれた。

松下雄二 元日本代表のペンドラが語る。厚さ1㎜で変わる「打球感と操作性」

松下雄二(熊本/まつしたスポーツ)/バタフライ『サイプレス』使用
◆1994年全日本選手権シングルス2位/日本代表として世界選手権に3度出場

現役時代の松下雄二氏。巧みなバックサービスからキレのあるフォアドライブで活躍した

 桧単板の最大の魅力は「球離れの早さ」です。木を圧縮して乾燥させるほど硬くなって球離れが早くなり、スピードも出る。私の感覚では、「単板は合板よりもボールをつかみづらく、飛んでいく」ので、そのぶん調整が難しい。卓球を始めた10歳から社会人1年目まで桧単板を使っていましたが、台上プレーやフルスイングのドライブでの微調整が難しく、最終的に打球感が柔らかく、球離れが少し遅い5枚合板へ替えました。

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