重ねて言うが、2年前の時点で全日本卓球とWTTの重複は予見できたはずだ
【ナックルで勝とうぜ!】最初に知りたい基礎知識「ナックルはどんなボール?」
卓球王国2026年12月号掲載/ナックル大特集 「ナックルで勝とうぜ!」

「ナックル」という言葉は卓球界で広く使われているが、そもそもどこから来た言葉で、どのようなボールを指すのだろうか。ナックルの技術をマスターする前に、その基礎を知っておこう!
野球から来た用語「ナックル」。卓球界でも古くから使われてきた
卓球人なら一度は耳にしたことがある「ナックル」という言葉。ひと言で言えば「無回転」のボールだが、実際は卓球台との摩擦の影響などもあり、完全に無回転なボールではない。わずかに上回転や下回転、横回転が加わった「非常に回転量の少ないボール」と言うほうが正しいだろう。
もともとナックルは野球界から来た言葉で、投手が曲げた指の「第一関節(ナックル)」部分でボールを握って投げることで、回転を抑える変化球。ボールの縫い目位置の変化が左右非対称な空気抵抗を生じさせ、ボールが不規則に変化することから「魔球」と呼ばれてきた。
今から100年以上前、1910年代には広く知られるようになり、ベーブ・ルースらが全米選抜チームとして来日した1930年代の半ばには日本の野球界にも定着していった。
卓球界では1959年8月号の『卓球レポート』に掲載された「卓球用語解説(第2回)」で、荻村伊智朗(のちに第3代国際卓球連盟会長)が「ナックルボール」を紹介している。


