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【団体戦の戦い方〈後編〉】(4) 編集長・中川と副編集長・柳澤が語り合う、「あのオーダーにしびれた」記憶に残る名将の采配

卓球王国2025年7月号掲載

「団体戦の戦い方」の締めくくりとして、これまで国内外で数多くの団体戦を取材してきた本誌編集長の中川学と副編集長の柳澤太朗のふたりが、記憶に残るオーダーと選手起用について語り合ってみた。

1995年世界選手権天津大会男子団体決勝、中国男子の秘密兵器として投入された丁松

中国が見せた秘密兵器

王座奪回の秘策としてスウェーデン戦だけに丁松を起用

中川 オーダーで強く記憶に残るのは、ちょっと古いけれど1995年世界選手権天津大会の男子決勝だね。

柳澤 そうですね、これはふたりに共通して印象に残っている大会になりましたね。それまで男子団体でスウェーデンが3連覇していて、地元天津で中国が王座を奪回できるのかどうか、注目されていました。

中川 スウェーデンと中国が順当に決勝に進んで、中国はそれまで使っていなかったカットマンの丁松を決勝の3番に起用した。この蔡振華監督の選手起用には驚いた。

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