【タイムマシン8・これダレ】「体は小さくても剛腕!」

[イチオシギア実力&試打]ニッタク ジェネクション V2C「直線弾道から弧線弾道に生まれ変わった二代目『ジェネクション』」
卓球グッズ2025「イチオシギア実力&試打レビュー」より


微粘着をまとった『ジェネクション』は多様な可能性を秘めた万能型

¥10,780(税込)
微粘着性テンション裏ソフト
●厚さ:特厚・厚
●カラー:ブラック・レッド
●スポンジ硬度:42.5度(ニッタク硬度)
『ジェネクション』と同じジオメトリーのトップシートとスポンジ。ゴムの配合を変えた
2024年春に鳴り物入りで発売された『ジェネクション』。すべてにおいて高性能ではあるものの、弾みが強く直線弾道タイプの同ラバーだったが、いきなり全国中学校大会で髙橋青葉(星槎中)が使用して優勝するなど、若い世代の選手はすぐに適応力をみせた。それから1年後、今度は『ジェネクション V2C』を発売したニッタク。
見た目ではトップシートの構造、粒形状やスポンジ硬度は同じだ。しかし、明らかに粘着性のあるラバーになっている。今回試打した選手たちも口々に「ボールが上に飛んでいく」「カウンターがやりやすい」とコメントしていた。回転がかかるうえに、ストップやフリックなどの台上技術がやりやすいのは、このラバーの粘着性という特徴が発揮されているからだ。とはいえ、最近のドイツラバーによく見られる微粘着タイプなので、ベタベタ感はない。
ニッタク商品開発部の石川崇大さんに聞いてみた。