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目覚めよ!カラダのポテンシャルVol.6【前編】 見つめすぎると動けない。「中心視野」と「周辺視野」

モデル・監修:山崎真吾 model and supervised by Shingo Yamazaki
モデル:竹須学 model by Manabu Takesu

 マスターズプレーヤーを中心に、体の効率的な使い方を伝授するこの企画。今回は「目」にスポットを当てよう。
人間の体のパフォーマンスは、目をどのように使うかで大きな影響を受ける。よりすばやく反応できて、スピーディーに動ける「目の使い方」を学ぼう!

ボールやラケットだけをずっと見ていると、
カラダのパフォーマンスは低下してしまう!

 レシーブで構えた時、相手のサービスでのボールやラケットの動きをよく見ているのに、サービスに対する動き出しが遅れ、フォア前への短いサービスやロングサービスにうまく対応できない。そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?

 レシーブでの反応が遅れがちなので、少しの動きもすまいとボールや相手のラケットをずっと見つめ続けているアナタ。実は反応が遅れてしまう理由は、その目にあるのかもしれません。

 ひとつのものを集中して見続けることが、体にどのような影響を及ぼすかということは、生理学的にも立証されています。脳が分析に集中してしまうために体が止まりやすく、運動でのパフォーマンスが下がってしまうのです。これはレシーブ時に限ったことではなく、普段のラリーでも相手のボールだけを目で追おうとすると体全体の動きが止まってしまい、すばやく動くことが難しくなります。

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