【RinRin卓球クリニック】バックハンドも「初期設定」が肝心!
【インタビュー】 野田颯太「本当にびっくりです。奇跡が起きました」
2025年10月に沖縄で行われた「第59回全日本社会人選手権」。大会前に、この選手の優勝を予想できた人は、おそらくほとんどいなかっただろう。野田颯太。2025年春、日鉄物流に入社したルーキーは、競技開始が小学4年時と遅く、全中出場経験もない「ノンエリート」。チャレンジ精神と地道な努力で成長してきた「遅咲きの星」だ。
卓球王国2026年2月号掲載 【インタビュー】全日本社会人2025チャンピオン 野田颯太

本当にびっくりです。奇跡が起きました
大会前の目標はベスト8。「周りの人もびっくりしていたと思う」
――全日本社会人、初優勝おめでとうございます。この大会に入る前の目標設定は、どのくらいだったのですか?
野田颯太(以下・野田) 目標はベスト8でした。ぼくらの会社がある和歌山県は全日本選手権の出場枠が少ないので、県予選を通過していたぼくが推薦出場枠がもらえるベスト8に入って、チームの方が繰り上がりで全日本に出られるようにしたいと思っていました。
――序盤は苦戦もありながら勝ち上がり、5回戦では、外シードの三部選手(航平/シチズン時計)にストレート勝ち。目標だったベスト8決定、6回戦の江藤選手(慧/クローバー歯科カスピッズ)との試合はいかがでしたか?
野田 1ゲーム目はボコボコにやられました。サービスも最初全然効かなくて、何をしても点数を取れなかった。2ゲーム目からはサービスの配分やレシーブの入り方を変えて、そこから流れが良くなり、逆転勝ちできました。

