早田ひな(後編)「今は『シーズン2』というか、新しく生まれ変わって、また一から強くなっていく段階」
卓球マニア濃縮エキス[卓球天国の扉]〈その5〉愛ちゃんの“サー”
卓球王国ブックス「卓球天国の扉」より 〈その5〉
卓球コラムニスト・伊藤条太氏による爆笑卓球コラム本『ようこそ卓球地獄へ』の続編である『卓球天国の扉』(2015年発刊)。あなたはこの一冊で「天国の扉」を開けることになる。 ☆卓球マニア濃縮エキス☆

Text & Illustration by
伊藤条太Jota Ito
第一章 卓球メジャー化大作戦
愛ちゃんの“サー”
今でこそ石川佳純や水谷隼がテレビで特集されたりすることがあるが、ほんの数年ほど前までは、卓球がテレビのニュースやワイドショーで取り上げられるといえば「愛ちゃん」こと福原愛のことばかりであった。全日本選手権でのダブルスの試合の様子を映す場面での取り上げ方などあからさまで、愛ちゃんのアップばかりを映して、対戦相手はおろかパートナーですらときどき手とか足がフレームに入る程度であった。不公平だなどといっても始まらない。民放テレビ局は営利企業である。「愛ちゃん以外の卓球選手も映せ」ということは「売れない商品も店頭に置け」といっているのに等しい。愛ちゃんがいなければ、卓球がワイドショーに取り上げられることもなく、パートナーの選手は文字通り「手も足も出なかった」ことだろう。

