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【駆け抜けた卓球人生】野村萌(デンソー)「強い世代に生まれて、卓球に打ち込めて良かった」

卓球王国2026年6月号掲載 現役引退インタビュー「駆け抜けた卓球人生」

 地元・愛知で行われた高校3年のインターハイで初優勝し、翌年には社会人1年目で全日本社会人優勝。同学年の「黄金世代」の選手たちが世界で活躍する中、両ハンドの強烈なミート打ちで唯一無二の光を放った野村萌。「一番強い時に引退したい」と、25歳の誕生日を目前にして22年の現役生活を終えた。

Interview by

柳澤太朗Taro Yanagisawa

写真=中川学・江藤義典・奈良武 photographs by Manabu Nakagawa, Yoshinori Eto & Takeshi Nara

●─現役引退という節目を迎えて、今どのような気持ちで過ごしていますか?
野村萌(以下・野村) 少し前までは「本当に終わったんだなあ」という気持ちだったんですけど、もう会社での一日業務が始まっていて、良い意味で切り替えられていると思います。次は会社の仕事を頑張らなくちゃ、という感じです。

●─現役最後の試合は、Tリーグの九州カリーナで出場した、木下アビエル神奈川とのレギュラーシーズン最終戦(3月7日)。勝利で締めくくりましたね。
野村 首藤(成美)さんとのダブルスで、久々のペアリングだったし、相手ペア(長﨑美柚/鄭怡静)はふたりとも世界レベルの選手だし、「自分が22年間やってきたことを出し切って終われれば」と思ってやっていたら、勝ってしまったという感じです。最後はバックハンドが武器の私が、フォアハンドを2本連続で決めて、「まだフォアハンド生きてるな」と思いました(笑)。
 試合後、花束の贈呈で平野(美宇)さんから「お疲れさまでした」と声をかけてもらって、すごくうれしかったです。木下さんのファンの皆さんもたくさん声をかけてくれて、ちょっとグッときちゃいましたね。

●─卓球歴は22年ということですが、野村さんが卓球を始めた年齢はかなり早いですね。
野村 うちは母も祖母も卓球をやっていて、父以外はみんな卓球をやっているんですよ。私もよちよち歩きの1歳か2歳くらいの頃から、ラケットでボールを転がして遊んでいたみたいです。「卓球をやりたい」と言ってきたのが3歳くらいだと母に聞いたことがあります。

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