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【板垣孝司】家族と歩んだドイツ生活。子どもたちの成長が教えてくれたこと

卓球王国PLUS独占記事 第4回

 ドイツへ渡った2016年、板垣孝司の長男のアキト(輝音)は小学生、双子の長女・コハル(心春)と次男のカズト(春音)は幼稚園児だった。

 それから11シーズン。子どもたちはドイツで育ち、双子はドイツ国籍を取得。コハルは世界ユース選手権女子シングルスU15で優勝し、カズトもドイツのジュニアナショナルチーム入りを果たした。プロ指導者としてだけでなく、父親として過ごした10年間を振り返ってもらった。

ドイツの自宅にて板垣ファミリーと平岡義博氏。前列左から妻のシノブ、長女のコハル、次男のカズト、長男のアキト、平岡氏。後列中央が板垣氏

Interview by

中川 学Manabu Nakagawa

「卓球より学校」がドイツでは当たり前

――ドイツで生活していて、日本との違いを最も感じたことは何ですか。

 「子どもたちに関して言えば、やっぱり学校優先という考え方ですね」

 板垣が指導していた地元のジュニアの子どもたちも、練習は学校が終わってから始まる。

 「学校が終わる時間に合わせて練習が始まるので、早くても午後3時ごろから。練習時間も2時間半くらいで、それ以上やることはほとんどありません」

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