中国式ツッツキは「ミスなく切る!」前編_基本のバックツッツキと切るバックツッツキ
谷垣佑真のセンス系ツッツキ〈前編〉2種類のツッツキを「感覚」で使い分ける!
●卓球王国2026年10月号より

独特のボールタッチと鋭いひらめきの戦術で、常に相手にプレッシャーをかけて戦う谷垣佑真。基本中の基本と言える技術のツッツキも、彼にかかると得点に結びつく魔法の武器となる。「感覚的な部分が多い」と谷垣自らが語る、センス系のツッツキ術に迫ってみた。
Direction by Yuki Ogawa
谷垣佑真Yuma Tanigaki
【前編】「切りにいく」「利用する」
2種類のツッツキ
相手からのボールが何回転でも2種類を自在に使う
ぼくが使っているフォアツッツキの種類は、大きく分けると2つです。ひとつは、自分から「切りにいく」ツッツキ。もうひとつは、相手ボールの回転や勢いを「利用して」返すツッツキです。「利用する」タイプのツッツキには、相手の判断を迷わせたり、球種やコースをわかりづらくさせる効果があります。
この2種類は、事前の作戦として「こう使おう」と決めるのではなく、「感覚」で使い分けています。試合の流れやその場の雰囲気などで「ここでコレをやったら効くんじゃないか」という直感です。
たとえば、相手のサービスを見て、「そのサービスだったら、このツッツキがベスト」というのを瞬時に判断して使います。


