ロゴ画像
卓球王国PLUS > 読み物+ > 教え子たちが語る『邱建新の指導力』「本当のプロのコーチだ」(水谷隼)
記事見出し画像

教え子たちが語る『邱建新の指導力』「本当のプロのコーチだ」(水谷隼)

卓球王国2023年3月号より「アーカイブ 邱建新のプロの眼力」

邱建新の指導、そして試合でのベンチワークはどのようなものなのだろうか。彼の何がすぐれていて、他と何が違うのか。教え子たちが語る名将の指導力について、過去のインタビューからの抜粋と、現在のコメントを合わせて紹介しよう。

邱建新Qiu Jianxin

●チウ・ジェンシン
1965年12月26日生まれ、中国・江蘇省出身。元中国代表。21歳で中国チャンピオンになり、その後、ドイツのブンデスリーガで活躍し、コーチとしても多くの選手を育てた。日本人からは日本語読みで「きゅう・けんしん」と呼ばれる

水谷隼(五輪金メダリスト)「邱さんは本当のプロのコーチだった」

2016年リオ五輪で邱建新からコーチを受ける水谷隼

邱建新さんは自分の指導にすごく自信を持っていて、これだけ自信を持っていたら間違いないだろうと思うんですよね。たとえば、ぼくが技術や戦術に迷っている時に、邱さんに「それはこうだ」と言われると納得できます。

 邱さんは強引に進めるところもあって、やっと練習が終わったと思うと、「次は多球練習、そしてサービス練習」と断れない雰囲気を作って言ってくる。そういう面では吉田先生(安夫/青森山田総監督)と邱さんは似ているところがあります。練習メニューも厳しい内容が多くて、ストレスがたまるメニューも多いけど、反論できない雰囲気があります。

 それでも邱さんが練習を見てくれるなら失望させたくないから100%の練習をする。邱さんが考えた練習メニューは新鮮に感じることも多かった。

 邱さんは試合前にはいつも、「自信を持ってやれよ、気持ちが大事だ」と言ってくる。他の人が言うのと、邱さんが言うのとでは言葉の重みが違う。また、どんな良い結果を残しても、常に厳しく指摘し、高みを目指していく指導で、ぼくの成長は止まることはなかったですね。リオ五輪でのメダルは間違いなく、邱さんと一緒に卓球に取り組んだから獲れたメダルでした。やっぱり自分には熱い人が必要だと思いました。邱さんは本当のプロのコーチでしたね。

及川瑞基(世界代表)「タイムアウト後に何度も逆転勝ちできた」

卓球王国PLUS有料会員になると続きをお読みいただけます

卓球王国PLUS有料会員は月額440円/税込。
登録すると「卓球王国PLUS」の記事をすべて閲覧できます。
退会はいつでも簡単にできます。