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【メンタルってなんやねん!】大事な大会で「ピークパフォーマンス」を発揮する方法  

卓球のメンタルって「なんやねん」

卓球王国2026年11月号掲載

Text by

岡澤祥訓Yoshinori Okazawa

●メンタルトレーナー 岡澤祥訓(おかざわ・よしのり)
奈良教育大名誉教授。卓球の日本代表、プロ野球、柔道などの競技でメンタルトレーナーを務めている

2024年パリ五輪でそれまでの2年間で分の悪かった孫穎莎(スン・インシャ/中国)を決勝で破り、金メダルを獲得した陳夢(チェン・ムン/中国)。「4年間は長い時間ですが、一生懸命努力し続ければ、あきらめなければ何事も可能です。オリンピックの舞台はそういうところです」(陳夢) PHOTO ITTF

試合の当日までできるだけ平常心を保ち、今やれることをひとつずつ積み上げていくことこそが、本来の正しい大会準備

 大事な大会に自分の最高の状態、「ピークパフォーマンス」を持っていくためにはどういうことをすべきでしょうか。

 よく「インターハイまであと何日」や「オリンピックまであと何日」というように、目標とする大会までのカウントダウンをして緊張感を高めようとする指導を見かけますが、あれはあまり意味がないというか、むしろマイナスに働くことが多いと感じています。

 やる気のない子がインターハイに出るわけではありません。言われなくても選手たちは自分がメインの大会を目指していることなど十分にわかっています。その選手たちに「あと何日」とプレッシャーをかけ、焦らせて、今やらなければならないことができない状態に追い込んでしまうのは効果的ではありません。

 試合の当日までできるだけ平常心を保ち、今やれることをひとつずつ積み上げていくことこそが、本来の正しい大会準備だと思います。

 どうしても練習をサボりがちな子などがいて、個別に声をかける必要があれば、全体に対してではなく、一人ひとりに直接言うべきでしょう。

 選手たちのメンタルをサポートする際に行っている方法のひとつに、「ピークパフォーマンスの分析」があります。これは大会の直前ではなく、もう少し前の段階で行うものです。

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