【私はナックルをこう使う!】羽佳純子「切ったボールを意識させて、ナックルで攻撃の機会を作る」
卓球王国2026年12月号掲載/ナックル大特集「ナックルで勝とうぜ!」①
トップ選手&指導者に聞く「私はナックルをこう使う!」
羽佳純子[羽佳卓球倶楽部/右シェークフォア裏ソフト・バック表ソフト カット型]

中国代表、日本代表として世界で活躍した羽佳純子。カット型にとって、ナックルを使う目的は「攻撃」にあると語る。
切ったカットやツッツキで下回転を意識させてから、ナックルを送る
カット型であれば、ツッツキでもカットでも、切る(下回転)・切らない(ナックル)の使い分けは必ず身につけるべき技術です。
基本的な打ち方としてはカットもツッツキも、切る時はラケットの下側(スイング方向側)、切らない時はラケットの上側(スイング方向と反対側)で打球。切らないカットは切るカットよりもバックスイングを小さくし、打球面を少し立てて、やや押し出すイメージでスイングします。台より低い位置で打球するなど、相手に変化を見破られないようにすることも大切です。
切るカットと切らないカットを使い分け、回転の変化で相手のミスを誘っていくのはカット型の基本です。それに加えて、中国では「切る・切らないの変化から攻撃につなげる」ということを教わりました。
まず、切ったボールに対して相手がドライブやスマッシュを打ってネットミスをすると、そこからはツッツキやループドライブで粘ってくることが多くなる。粘られるだけでなく、切ったボールに対してツッツキをされると下回転が強く残り、低く鋭い軌道で返ってきやすいため、攻撃するのも難しくなります。


