【独占】ルブラン兄弟はなぜバタフライを離れて、ティバーに移ったのか

卓球コンサルタント、ミッシェル・ブロンデルに聞く［卓球王国PLUS独占記事］後編

今やヨーロッパの期待の星ではなく、世界の卓球界のホープ（希望）がルブラン兄弟だ。兄のアレクシス（20歳）は世界ランキング16位、弟のフェリックス（17歳）は同5位。驚きのスピードで世界ランキングを駆け上がっている。
ジュニア時代から「バタフライ」と契約し、用具を使用してきた彼らが2022年に「ティバー」に契約を変えたことは関係者の間では驚きだった。
「チーム・ルブラン」の実情をブロンデル氏に聞いた。

金額からしてもあまりルブラン兄弟の将来を信じていないようなオファーでした

●ルブラン兄弟は父がフランス代表選手だし、おじさん（レグー）は五輪代表選手でした。そういうバックグラウンドを持っていたのに、全く違う卓球をしようとしたこともユニークな点です。

ミッシェル・ブロンデル（MB）　兄弟にとって非常に重要だったのは、父のステファンがオープンマインドで、彼はINSEPだけでなく、モンペリエでやることにも限界を感じていて、我々のような専門家が協力することを望んでいたことです。