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選手&指導者に聞く「ラバーの硬さへのこだわり」

卓球王国2023年12月号掲載 後編

用具に強いこだわりを持つ選手・指導者に「硬さ」に関するこだわりを語ってもらった。感覚は人それぞれだが、参考にしてほしい。

ラバーは“自分の指測定”弾力を感じるものを選んだ 

R・水谷隼ZLC(FL) FB・ディグニクス80(特厚)
※東京五輪時

 ラバーの硬軟の好みはプレースタイルによっても違います。軟らかいラバーはコントロールが良いし、ハードヒッターは硬めのラバーを好む傾向があります。しかし、軟らかめのラバーだと世界では勝ちにくい。食い込む分、相手の回転の影響を受け、ボールが滑ってしまう時があるし、回転もかかりにくいように感じます。硬めのラバーのほうがカウンターがやりやすく、相手にとって取りづらいボールになります。

 ストップなどでは、球持ちが良い軟らかめのラバーのほうがやりやすく感じ、硬めのラバーは球離れが早いのでやや難しい。

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