【中国卓球春秋】個人の意志を尊重すべきか。左腕・蒯曼がまさかの告白
【中国卓球春秋】個人の意志を尊重すべきか。左腕・蒯曼がまさかの告白
卓球王国2026年9月号掲載

蒯曼、「混合ダブルスでプレーするのは好きではない」と異例のコメント
7月5日に閉幕した『USスマッシュ』で、女子シングルス準優勝の好成績を残した蒯曼。孫穎莎・王曼昱に次ぐ3番手として、28年ロサンゼルス五輪代表の座も視野に入ってきた左腕の発言が、物議を醸している。
6月16日、WTTコンテンダー ザグレブの女子ダブルス準決勝後、蒯曼はミックスゾーンで次のようにコメントした。「混合ダブルスでプレーするのは好きではありません。コミュニケーションが難しいし、疲れすぎる。王曼昱と組む女子ダブルスに集中したい」。
中国選手が大会へのエントリーについて異議を唱えるのは極めて異例。この大会で蒯曼は、本来のパートナーである林詩棟ではなく温瑞博とペアを組んで混合ダブルスに出場し、ベスト8に終わった。しかし、彼女が不満を持っているのはパートナーの人選ではなく、どの大会でも身体的負担の大きい混合ダブルスにエントリーされることにあるようだ。

さらに蒯曼が発言した翌日、父の蒯本軍がSNS『微信』でのライブ配信で「林詩棟のバックハンドの強化は時間の無駄だった。結局、大きな大会でカルデラノ(ブラジル)に負けている」と発言。娘に肩入れした発言でたびたび批判されている「お騒がせパパ」が、パートナーの林詩棟への直接的な批判で火に油を注ぐ形となった。

