【夏色の残像 インターハイを語る】宇土弘恵「同世代の選手と本気でぶつかりあえる大会は他にはありません」
【夏色の残像 インターハイを語る】太田康仁「とりあえず優勝おめでとう」という名将の叱咤激励が意識を変えた
卓球王国2026年9月号掲載【卓球にすべてを懸けた、熱闘の記憶】太田康仁[武蔵野中学・高校卓球部相談役]

「教員になってインターハイでランクに入る選手を育てたい」という夢を追い続けた太田康仁。教員生活のほとんどを捧げた、憧れの舞台の思い出を語った。
妻とともに社会に役立つ人間を育てながら、インターハイと向き合った
武蔵野中・高卓球部に関わって44年、大学を卒業してすぐにこの学校に赴任してから、私の人生は常に卓球、そしてインターハイとともにありました。教員生活は38年を完走しましたが、その後も事務局や部活動の指導に携わり続け、今でも「インターハイの夏」が近づいてくるとワクワクしますし、それは私の人生の一部となっています。
私が赴任した当初、武蔵野は東京都でも上位に位置していましたが、2年目、3年目にはベスト8まで落ち込むなど苦しい時期もありました。転機となったのは、元世界チャンピオンの両澤正子さんが主宰していた「梅島クラブ」から選手を預かるようになったこと。そこからチームの強化が進み、現在の通算46回出場という記録の礎が築かれました。

