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【夏色の残像 インターハイを語る】太田康仁「とりあえず優勝おめでとう」という名将の叱咤激励が意識を変えた

卓球王国2026年9月号掲載【卓球にすべてを懸けた、熱闘の記憶】太田康仁[武蔵野中学・高校卓球部相談役]

2003年のインターハイ女子学校対抗で初優勝を成し遂げた武蔵野のメンバー。後列左端が監督の太田康仁

「教員になってインターハイでランクに入る選手を育てたい」という夢を追い続けた太田康仁。教員生活のほとんどを捧げた、憧れの舞台の思い出を語った。

妻とともに社会に役立つ人間を育てながら、インターハイと向き合った

 武蔵野中・高卓球部に関わって44年、大学を卒業してすぐにこの学校に赴任してから、私の人生は常に卓球、そしてインターハイとともにありました。教員生活は38年を完走しましたが、その後も事務局や部活動の指導に携わり続け、今でも「インターハイの夏」が近づいてくるとワクワクしますし、それは私の人生の一部となっています。

 私が赴任した当初、武蔵野は東京都でも上位に位置していましたが、2年目、3年目にはベスト8まで落ち込むなど苦しい時期もありました。転機となったのは、元世界チャンピオンの両澤正子さんが主宰していた「梅島クラブ」から選手を預かるようになったこと。そこからチームの強化が進み、現在の通算46回出場という記録の礎が築かれました。

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