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【RinRin卓球クリニック】3つのチェックポイント「グリップ」「スタンス」「フリーハンド」 

卓球王国2024年11月号

合理的でミスのないフォームを目指せ!

Direction by

西沢美佳・西沢銘Mika Nishizawa u0026 Mei Nishizawa

にしざわ・めい
1982年12月6日生まれ、中国・河北省出身。中国名:翟銘。1996年全中国ジュニア2位、23年全日本マスターズ・フォーティ優勝。右シェーク両面裏ソフトドライブ型、ニッタク契約コーチ

にしざわ・みか
1983年1月17日生まれ、中国・遼寧省出身。中国名:劉婷婷。日南学園高から東京富士大に進学し、2003年全日本学生優勝(下写真)。右シェークフォア表ソフト・バック裏ソフト攻守型、ニッタク契約コーチ

フォームは完璧を求めなくてOK。でも、ココだけは気をつけたい!3つのチェックポイント

 ここまでは初級者に対し、ブロックから始めるフォアハンドの初期設定について紹介してきました。

 一方で、すでに卓球を始めている経験者を指導する場合、フォームを大きく変えることはほとんどしません。フォアハンドは最初にフォームが決まると変えるのが難しく、無理に変えようとすると感覚がつかめなくなり、全く入らない「イップス」のような状態になることもあるからです。多少ミスが出ても「10回打って7~8回入る」くらいなら、そのままのフォームで良いでしょう。

 それでも、技術を覚えていくうえで「ココだけは気をつけたい」という3つのポイントを紹介します。特にグリップはクセが出やすいのでチェックしてみましょう。

深すぎる握り、強すぎる握りはNG。親指と人差し指でまっすぐラケットを挟む

シェークハンドのグリップは深く握ったり、力を入れてガッチリ握ってしまうとラケットが立った状態になり、ツッツキなどの台上プレーが難しくなります。また、技術レベルが上がると少しずつグリップを変えながらそれぞれの技術を使い分けるので、将来を考えてもグリップを変えにくい深すぎる握り、強すぎる握りは良くありません。

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