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【セカンドキャリア】田中雄仁「型がないのが育英のスタイル。選手も自由にやれるほうがおもしろい」」

田中雄仁[兵庫・育英高監督]

卓球王国2026年3月号掲載 vol.30

全国中学校大会で準優勝し、高校王者の青森山田高では、団体優勝を経験した。闘将・吉田安夫監督に薫陶(くんとう)を受けた田中雄仁。中央大、東京アートでプレーを続けたが、その後は地元に戻り、TTSタカハシで働くも、育英高校から声がかかった。決してギラギラとしたエネルギーを表に放つタイプではない。それは育英高の監督となった今も変わらない。

Text by

今野昇Noboru Konno

[たなか・かつひと]
1984年3月6日生まれ、兵庫県出身。小学4年で卓球を始め、全中で準優勝し、青森山田高では団体優勝を経験。中央大では全日本学生選手権3位。東京アートでは3年間プレーした。その後、神戸のTTSタカハシを経て、育英高に職員として就職。卓球部監督に就任し、2025年インターハイでは男子学校対抗準優勝に導いた

2002年、中央大1年の時に全日本学生選手権で3位に入った田中雄仁

青森山田高、中央大、東京アートで選手としてプレーし、TTSタカハシで働いている時に育英高から声がかかった 

小学4年で卓球を始め、その田卓研で腕を磨く。中学3年の全中(全国中学校大会)で準優勝し、名門・青森山田高へ。吉田安夫監督(故人)のもとで過ごした厳しい3年間が、現在の指導のバックボーンとなっている。

◇◇

 青森山田高に入学する前、合宿に参加しましたが、ゲーム練習で1セットも取れず、不安なスタートでした。練習は想像を絶する厳しさで、もう一度やるかと言われれば断りますが(笑)、あの3年間があって本当に良かった。インターハイはシングルスがベスト16。団体も優勝メンバーでしたが、まわりが強すぎて自分自身の力で勝ったという達成感はあまりないですね。

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